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高性能住宅やzeh住宅とは?それぞれの特徴について詳しく解説

青い屋根の家

 

高性能住宅やzeh住宅とは、断熱性や省エネなど一定の特徴をもつ住宅のことです。この記事では、高性能住宅とzeh住宅の特徴について解説します。自宅の建築や購入を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

高性能住宅やzeh住宅とは

高性能住宅とは、快適な暮らしを送るために性能を高めた住宅のことです。明確には基準が決まっていませんが、一般的には「気密性」「断熱性」「耐震性」「耐久性」などの性能を指すことが多いです。

 

zeh(ゼッチ)とは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語です。経済産業省が、地球温暖化対策や未来投資のために、地球に優しい生活を目指して定めた基準です。

 

「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3つを大きな柱とし、それらの基準をすべて満たした住宅をzeh住宅と呼びます。省エネと創エネによって、年間のエネルギー収支をゼロまたはマイナスにすることを目指しており、普及推進のために補助金制度も導入されています。

高性能住宅の特徴

高性能住宅の特徴として、以下の4点が挙げられます。

 

  • 気密性
  • 断熱性
  • 耐震性
  • 耐久性

気密性

気密性とは、建物の隙間を少なくすることで、住宅内に外気の侵入を阻止する住宅性能のことです。気密性を高くすることで、外部の熱い空気や冷たい空気の侵入を防げます。また、住宅内の空気も外に出にくくなるため、室温が変化しづらく安定した温度環境の中で生活できるでしょう。

断熱性

断熱性とは、外気からの影響の受けにくさを示す住宅性能のことです。夏や冬の外気温は、壁越しに熱さや冷たさを感じられるでしょう。断熱性が高い場合、外気温の影響が少ないため、快適な室温を維持しやすくなります。

耐震性

地震の頻度が高い日本にとって、耐震性は重要なポイントと言えるでしょう。耐震性とは、地震の揺れに強くしたり、地震の揺れを吸収する減震性能を備えたりする住宅性能のことです。耐震性が高ければ、地震が来ても倒壊する可能性が低くなります。

耐久性

耐久性は「耐震性」「耐火性」「工法」など、様々な基準で考慮されます。基準を確認し、長期的に住み続けられると判断された住宅は「長期優良住宅」の認定を取得可能です。住宅は長い間使い続けるものであるため、耐久性が高いことは重要視されます。長く住み続けられる住宅であれば、自分だけではなく子孫にも受け継がれていくでしょう。

zeh住宅の特徴

zeh住宅の特徴として、以下の3点が挙げられます。

 

  • 高断熱
  • 省エネ
  • 創エネ

高断熱

zeh住宅1つ目の基準に「高断熱」があります。高性能住宅と同じく、壁越しに外気の影響を受けにくくする住宅性能です。高断熱によって安定した室温を保つことで、冬にヒートショックが起こる可能性を減らせます。ヒートショックは、住宅内の寒暖差が大きいほど起こるリスクが高まるためです。

省エネ

zeh住宅2つ目の基準に「省エネ」があります。省エネの家電や設備を取り入れることで、月々の光熱費を安く抑えられるでしょう。主に取り入れられる省エネ設備には「空調」「換気」「給湯」「照明」があります。購入時にはコストがかかりますが、長期的にみると光熱費などの削減によりお得に暮らせます。

創エネ

zeh住宅3つ目の基準に「創エネ」があります。屋根に太陽光発電の設備を設置することで、エネルギーを創り出すことが可能です。創り出したエネルギーを日常生活で利用したり、災害時の予備電源として活用したりすることもできるでしょう。

高性能住宅やzeh住宅の特徴を知り快適な住宅を建てよう!

高性能住宅やzeh住宅の特徴について解説しました。どちらの住宅も、断熱や省エネなど、快適な暮らしを送るために最適な機能を持ち合わせています。これから自宅の建築や購入を考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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