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高気密高断熱住宅の電気代の平均は?光熱費を削減するコツも解説

高気密高断熱住宅の電気代のイメージ

 

高気密高断熱住宅のメリットの一つに光熱費の削減が挙げられます。本記事では高気密高断熱住宅の電気代の平均や削減できる理由、さらに電気代を抑えるためのコツをご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

高気密高断熱住宅の電気代の平均は?

オール電化の高気密高断熱住宅で、夏と冬に24時間冷暖房を使用した場合の電気代の平均は以下の通りです。

 

  • 夏:12,000~14,000円
  • 冬:14,000~16,000円
  • 春秋:7,000~8,000円

高気密高断熱住宅が電気代を削減できる理由

高気密高断熱住宅が一般的な住宅と比べて電気代を削減できる2つの理由について解説します。

少ないエネルギーで冷暖房の効果を得られる

高気密高断熱住宅はその名の通り断熱性が高いので、外気の影響を受けにくい構造です。エアコンは設定温度が外気温と差があるほど電気代も高くなり、1℃の違いで約10%アップすると言われています。

 

そのためエアコンの設定温度は、夏はなるべく高く、冬は低い設定が推奨されますが、一般的な住宅では外気の影響を受けやすいため、推奨温度よりも下げたり上げたりするケースも少なくありません。一方、高気密高断熱住宅はエアコンを最低限のエネルギーで稼働させても十分に効果を得られるため、一般的な住宅と比べて電気代の削減が可能なのです。

機器の交換コストも低減できる

冷暖房を少ないエネルギーで稼働できれば、機器の寿命を大きく左右する室外機のコンプレッサーへの負荷軽減に繋がります。結果、エアコンの寿命が延びて機器の交換コストも低減できるのです。

気密性が高く換気をコントロールできる

気密性が高いことも電気代削減のポイントです。気密性が悪い、つまり住宅に隙間が多い状況では、様々な場所から空気が出入りしてしまいます。また内外の温度差によって換気の逆流が起きる場合があるため、換気のコントロールができません。すると、冷暖房で最適な温度に整えられた室内の空気が勝手に出て行ってしまうため、冷暖房の効きが悪くなるのです。

 

高気密高断熱住宅は気密性が高く換気を適切にコントロールできるので、冷暖房の無駄遣いを減らして電気代を抑えることができます。

高気密高断熱住宅で電気代を節約するコツ

一般的な住宅と比べて電気代が削減できる高気密高断熱住宅ですが、地球環境のためにも電気の使用料はできる限り抑えたいもの。ここでは高気密高断熱住宅の電気代をさらに節約する2つのコツをご紹介します。

太陽光パネルを導入する

電気代を節減するには、太陽光パネルの導入がおすすめです。自家発電した電気を使うことで、電気代を大幅に削減してCO2の排出も抑えられます。また、太陽光パネルによる自家発電は、災害時に電力会社からの電気の供給が途切れてしまった際も電気を使うことができるので、災害に強いメリットもあります。

気密・断熱性能をグレードアップする

高気密高断熱住宅の気密・断熱性能は、使用素材によって異なります。また、築年数が経つうちに断熱材などが劣化することで、性能も下がってしまいます。

 

気密・断熱性を上げるリフォームには工費が必要となり、特に高気密リフォームは費用が高額になりがちです。しかし、長い目で見ると電気代が安くなり、なにより快適な暮らしを手に入れられるので、現在気密・断熱性が低い場合はリフォームも視野に入れることをおすすめします。

高気密高断熱住宅は他の住宅より電気代を削減できる

高気密高断熱住宅は、その特性により冷暖房の稼働エネルギーを抑えることができるため、一般的な住宅よりも電気代が削減できます。太陽光パネルを設置したり、リフォームで気密・断熱性をグレードアップさせたりすることで、さらに電気代を抑えられるため、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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