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高気密高断熱住宅の相場は?予算内で建てるコツや注意点も解説

高気密高断熱住宅の相場を計算するイメージ

 

高気密高断熱住宅は気密性と断熱性に優れており、光熱費などの生活コストを節約しながら快適な生活が送れるとして人気が高まっています。そのため、高気密高断熱住宅の建築を考えていて相場が気になる人も多いでしょう。本記事では高気密高断熱住宅の坪単価の相場や建てる際の注意点、ローコストで建てるコツをご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

高気密高断熱住宅の坪単価の相場

坪単価は、建物の本体価格を延床面積で割ることで算出できます。ただし、高気密高断熱住宅の場合は坪単価に加えて高気密高断熱の施工代も必要になるため注意が必要です。

 

また、ハウスメーカーは価格面での特性によって大きく「一般的なメーカー」「ローコストメーカー」「高級住宅メーカー」の3つに分けられ、それぞれで坪単価は大きく異なります。以上のことを踏まえた高気密高断熱住宅の坪単価の相場は以下の通りです。

 

  • 一般的なハウスメーカー:約40~75万円/坪
  • ローコストハウスメーカー:約35~55万円/坪
  • 高級住宅ハウスメーカー:約75~105万円/坪

高気密高断熱住宅を建てる際の注意点

高気密高断熱住宅を建てる際に注意したいポイントについて解説します。

オプションによっては高額になる

先ほどご紹介した坪単価は、設備などは標準的なものを選択した場合です。設備や内装の素材をアップグレードしたり、プランやデザインへの希望を叶えたりするオプションは別途費用が必要となります。そのため、希望するオプションによっては平均的な坪単価を大きく上回ることもあるので注意しましょう。

高気密高断熱住宅をローコストで建てるコツ

住宅は1000万円以上する大きな買い物です。そのため、少しでもコストを抑えたいもの。ここでは高気密高断熱住宅をローコストで建てるコツをご紹介します。

相見積もりを取る

住宅を建てる際は、まず建築を依頼するハウスメーカーを決めることから始まります。ハウスメーカーが2~3社まで絞れたら、必ず相見積もりを取るようにしましょう。なぜなら、相見積もりを取ることでよりコストを抑えられるハウスメーカーがはっきりするからです。また、もう少し値段が下がれば契約したいと思った場合に、値引き交渉の手段にもなります。

高気密高断熱住宅の相見積もりを取る際の注意点

高気密高断熱住宅を建てる際、相見積もりをとるべきですが、その際に気を付けたいポイントについて解説します。

建物の内容がほぼ確定してから依頼する

相見積もりを依頼する際は、建物の間取りや仕様などの内容がほぼ確定した状態になってからにしましょう。内容があまり決まっていない時期に相見積もりを依頼しても精度の高い見積もりは期待できません。初期のうちに見積もりを出して、その後に大きな変更が重なると最初とは全く違った値段になってしまうことがあるので注意が必要です。

坪単価のみで比較しない

見積もりを比較する際、最も分かりやすい数値が坪単価です。しかし、ハウスメーカーによっては網戸やタイルなどの外部仕様や、資材運搬費、現場監督の人件費や管理費など、建設にかかる諸々の費用は別途必要となる場合があります。そのため、坪単価だけを見比べてコストが低い方を選んでも、最終的には別のハウスメーカーより高額になっていたというケースもあるのです。

 

相見積もりは、比較基準を明確にして全ての費用の見積もりを出してもらった上で比較、検討しましょう。

断熱性・気密性の数値も確認する

同じ高気密高断熱住宅でも、メーカーによって気密、断熱の性能は異なります。価格の安さだけで選んでしまうと、断熱性や気密性が低く効果が感じられないという事態にもなりかねません。相見積もりを取る際は、気密性・断熱性を表す以下の数値も比べてみましょう。各数値は低いほど性能が高くなります。

 

  • 気密性を表す数値:C値
  • 断熱性を表す数値:Q値、UA値

高気密高断熱住宅を建てる際は相場以外に性能も確認しよう

住宅を建てる際、なるべく予算を抑えるためには、相見積もりを取ることが大切です。しかし、坪単価の相場だけで比べると、オプション価格が高くついたり、満足のいく気密・断熱効果が得られなかったりする場合があります。相見積もりを取る際は、比較基準を明確にして坪単価以外に必要となる費用や性能も確認しましょう。

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